感想等雑記

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【ネタバレ】特『刀剣乱舞-花丸-』~華ノ巻~ 感想

 今回も初日に行けました。ファーストデーで映画料金安いんですね。あんまり映画館行かなくなってそういう日があるの忘れてました。

 では以下ネタバレ感想です。

●真っ先に出た感想

 アルトネリコじゃん!! って思いながら見てました(笑)。だって……信頼できる刀が主の心に入って問題を解決するって……アルトネリコじゃん!! 最後のみんなの願いが届くところはアルノサージュの最後のジェノメトリクスみたいだったので「アルトネリコ……アルノサージュ……」って思ってしまいました(笑)。

※ゲーム『アルトネリコ』および『アルノサージュ』にはヒロインの心に入って悩みなどの問題を解決することで新しい魔法を覚えるシステムがある。

●気になったところ

 結局あの呪いの玉鋼(?)は敵の罠だったのかなんなのか。ふわっと「たまたま呪いの玉鋼でした」なのか? もしかしてなんか解説あった……?
 悪夢内の亡霊(?)もちょっと時間遡行軍みがあるので敵の罠説もありとは思うけど「審神者の夢の中」なので「審神者の敵→時間遡行軍→審神者の恐れが時間遡行軍に似た姿を与えている」ということなのかもしれない。
 悪夢内の描写がふわっとしてると思った。ただ亡霊(仮)と戦うばかりでいまいち「怖さ」や「脅威感」がない。もっと具体的に「本丸、および思い出の崩壊」みたいな描写のが危機感あったのでは。ただこれはずっと「主の描写」を意図的に「しない」方向性だったのでここも具体的にはしなかったのだろうけども。ただここが具体的ではないのが気になるのはわたしがアルトネリコとアルノサージュを想起していたからで、そういう先入観なかったら気にならなかったのかも。
 真剣必殺が服脱げずポーズだけになってて、これはいい改変だなと。前にも書いたけどあんまり服脱げても嬉しくないので……ゲームもこのくらいにならないかな。

●遠征部隊

 江のダンスが見れるなんて思わなかった……! 和風なダンスが素敵でした。
 衣装替えとか水心子の刀鍛冶との交流とかよかったな~。特に水心子、真面目に刀について考えてるんだなあ。夕方になってて慌ててるの可愛かったです。
 日向の「人々が語り継いでくれたから僕たちここにいるんだね」的なのが、歴史って確かにきちんと書き残したり記録されてないとなかなか残らないよなあと思いました。この前トイレの考古学の本(黒崎直『水洗トイレは古代にもあった―トイレ考古学入門』)を読んで、トイレって文字記録にはほとんど残らないし遺跡でも痕跡しか残ってないし「トイレを見つけようと意識して調査」しないとなかなか見つからない、って書いてあって。「誰かが記録を残す」ことをしないと残らないものってあるよなあと。
 長谷部の部隊は山奥? にいるのに着替えるんだ……? と不思議だったけど、食料の買い出しとか偶然通りかかった人間に目撃されてしまうかも、という理由で着替えたのかな。

●その他

 見終わったら「これで花丸最後かも」と思ってちょっと寂しくなりました……。でも花丸の集大成って感じで、一区切りついて終わるならそれもいいのかなあ、とも思います。海外ドラマとか打ち切りで半端に終わってしまうの結構あるので……。