感想等雑記

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【ネタバレ】壽 乱舞音曲祭感想 1/11夜公演

 昼公演は見れなかったし、夜もギリギリまで迷ったのですが購入。見てよかった……と思いました。

 今回、見終えて「完璧な公演だ……」と思いました。初日、声の揃いが悪いなあと思ったり、二日目は二部一曲目のカメラが映し間違いかな? ってことが起きてたし、獣の時にマイク不調とかちょっとトラブルあったな……と。
 でも、今回の公演、歌は完璧に声が揃って、カメラも(たまにカメラそのものが映ったりもしてたけど)きれいだったし、完全な公演では……と、思ってしまいました……。まだまだ続くのに……。わたし自身が、今日で前半分は見られるの最後かも、みたいな気持ちが少しあったからかもしれないですが……。

●第一部
 『ゆめのあと』からの『序章』の流れがすごく好きで、「武士時代の幕開け」のつはものと「刀の時代の終わり」の結びの響、すごく対照的でわたしの中でセット作のようなイメージがあり……特に義経の活躍を歌う『散るは火の花』と土方の戦いを追いながらも時代の終焉を歌う『倒れる終焉』は絶対似せてるでしょ……と勝手に思っており……。今回最後に陸奥守が銃を撃つ演出も意味深というか……結びの響が「刀の時代の終わり」だから、なんでしょうか…… 。陸奥守、笑顔にこにこ可愛い元気! て感じなのに一瞬でスッと影のあるイケメンになる……。しかし刀の時代が終わったのに、2205年にはやはり「刀」として必要とされて「刀の時代」に再び戦う刀剣男士……そして2020年代という「刀が美術品の時代」に「鑑賞される演劇」として派遣される……。
  音曲祭見る前は気分がモヤモヤしていたのですが第一部を見終わる頃にはスッキリしていました。特に『まほろばに』の清浄な空気感はとても素晴らしい……。

●第二部
 昨日までは一部のチームが「声の揃いが悪いとこあったけどよくなった」から「完全なハーモニー」なっており……「1公演ごとに確実に経験をフィードバックして、(昼見てないんでそっちはわからないですが少なくとも)3公演で完璧なものに仕上げた」のを目の当たりにして、すごすぎる……と思いました。

 あとですね……どの歌か忘れちゃったんですが(たぶんmistakeか獣)加州がすごく「獰猛な顔」をしている瞬間があって、「猫だ!」って思いました。猫じゃらしとかにガチで襲いかかってるときの猫の顔だった……。加州、わたしはお人形さんみたいな印象があって(実物初見の時にリカちゃん人形サイズくらいで見たのでその印象も大きい)、歌い踊る姿も綺麗な顔立ちに綺麗な歌声に指先まで優雅なダンス、まさに「綺麗なお人形さん」って感じで……特に今回は第一部ラストの『まほろばに』のソロ部分の優雅さとか……。でも「獰猛な猫」の顔を見て、「ああ、可愛いお人形じゃなくて切れ味鋭い刀だったな……」と思ったのです。 で、あの可愛い「のら猫二匹」もあの二振りは可愛いだけの猫じゃなくて狩猟大好きな殺意高い猫だったな……と思ったりして。いやわたしはこの二振りの殺意高いとこすごい好きなんですが。早く極安定の高笑いとか極加州の「殺してやる……!」とかミュで見たいです。修行出た刀はいつ戻ってくるのミュ本丸。