先日「詰んだかと思った話」を投稿しましたが、ついにクリアしました、『Graveyard Keeper』。DLCは全部買ったけど、そちらは未クリアです。DLC部分進めてるとエラー落ちが増えてちょっとやる気をくじかれたために、DLC全クリはしてません……。
タイトル:Graveyard Keeper
メーカー:tinyBuild Games
ジャンル:中世墓場管理シミュレーター
機種:Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC
交通事故で中世のような世界に来てしまった主人公は、「墓守」をしながら情報や道具を集め恋人の待つ元の世界に帰ろうとする……というのがメインストーリー。個性的なNPCの依頼をこなして帰還のための情報やアイテムを手に入れていく。
「闇の牧場物語」なんて言われてますが(笑)、畑はあまりメインではないし動物も育てません。どちらかというと材料を集めてアイテムを作成する方が比重が大きく感じます。「墓場管理シミュレーター」の名の通り、「墓の管理」。死体を処理して埋め、墓標や墓柵を整える……時に非倫理的なこともしながら……。いや、ネタバレになるのであまり言いませんが、開始直後からなかなか衝撃的です(笑)。
●よかったところ
・「墓守」という設定
お墓の管理っていうのが新鮮で楽しい。序盤ずっと墓地いじりしてストーリー進めてなかったくらい。
・テクノロジー解放が楽しい
「木を切る」「アイテムを作る」などでポイントを貯めて「テクノロジー」を解放し、だんだんとできることや作れるものが増えていきます。それがすごく楽しい。次はこれを作ろう、このテクノロジー解放しよう、ってどんどん進めていきたくなります。青ポイントが手に入りにくい序盤ちょっとしんどく感じた時もありましたが、青ポイントは占星術師から買ったら楽になりました(笑)。
・お金があれば解決できること多い
このゲーム、難しい部分を「お金で解決」できるようになってて、釣りのタイミングとかシビアだけどストーリー上必要な「良質な魚のフィレ」はお金で買えるので釣りができなくても大丈夫なんですよ……(笑)。「血まみれのクギ」だけはダンジョンでしか手に入らないですが、回復アイテムたくさん持ってって攻撃連打したらなんとかなるのでアクション苦手でも大丈夫だと思います。
・ダンジョンが少ない
あまりアクション得意じゃないので、少なくて助かりました。前述のようにダンジョンアイテムは「血まみれのクギ」以外は買ったり他のアイテムで代用できます。
・面倒な友好度上げがない
よくあるこういうゲームって町の住民に毎日話しかけたりプレゼントあげたりして友好度が少しずつ上がる、ってシステムですが、このゲームにはないです。友好度はメインストーリー関連のクエストをこなした場合のみに上がります。結婚などのシステムもない(そもそも主人公はこの世界から帰りたがってるし)。
ただ、その分「普通の会話」みたいなのも一切ないので、少し寂しい。そこは一長一短かな。
・ゾンビが便利
DLC「Breaking Dead」で木や鉱石の採集など途中から面倒になってくる作業を代わりにゾンビにやらせることができます。大きい木を運ぶのは特に面倒なのでとても便利。金レベルの野菜を作れるようになったらゾンビ畑で量産するとお金稼ぎもラクラクです。おすすめのDLCです。
●気になったところ
・チュートリアルはそれなりに不親切
開始直後、ちょっと「これから何したらいいんだろ?」と戸惑う。ただ、これは「海外ゲームによくあるレベル」であり、日本のゲームが手取り足取りすぎるだけなのかも……。
・たまに翻訳がわかりにくい、アイテム名のブレ、口調のブレ
たまにレベルでわかりにくい言い回しやアイテム名の表記ゆれがあります。あと口調のブレ。普段「私は」「~だよ」で目上相手にはきちんと敬語を使う主人公が突然「ワシにはわからん」とか言い出す(笑)。
・たまに動きが重い
終盤多かったかな? 歩いたりしてると動きがカクカクに……アクション要素ほとんどないので、あまり困ることはなかったです。
・たまにアイテムがすっ飛んでいく
採集した瞬間、作成した瞬間、大きいアイテムなら地面に置いた瞬間にシューーーッってどっかに飛んでく。最終的に教会の祭壇近くで見つかる。普通のアイテムならいいけど、頑張って作った白ドクロ12個の死体を埋めようとして置いた瞬間、シューーーッってなって見つかったときは腐敗が進んでたから火葬にした時は悲しかった……。
・謎のエラー落ち
特に終盤に遭遇しました。前触れなく突然「エラーが発生しました」ってソフトが終了してしまう。「ベッドで寝るとセーブ」のシステムなので、そんなに困らなかったですが……。
一回、「セーブ中」という表示のまま動かなくなってしまったこともありました。この場合は直前の行動を変えてからセーブしたら不具合なく動くようになりした。