タイトル:ゆるり より道ひとり暮らし
著者:おづまりこ
可愛らしい表紙イラストに惹かれて買いました。
著者のひとり暮らし、過去のルームシェア、旅行の思い出などが綴られたエッセイマンガです。
作者さんの何気ない日常の幸せがタイトル通り「ゆるり」と描かれていて、読んでいてこちらの気持ちもゆるりとなるエッセイでした。ルームシェアしていた頃の話は、楽しそうで癒されました。わたし自身は人見知りだし妙に頑固なところあるからルームシェアとか無理そうだけど、こういったひとさまのエッセイを読むと楽しそうだなあとうらやましくなってしまいます。
このエッセイはごくごく日常の、誰にでもあるような「こんなことが楽しかった」、「こんなことをすると幸せ」、それが大袈裟にではなくさらりと描かれいます。最近自分の体調不良とかで心がくさくさしていたのもあって、癒されました。「こういう幸せってあるよね」と素直に共感できる、読後感のよいエッセイでした。