感想等雑記

感想とか日記とかを書きます。気まぐれ更新です。

ゲームの三日月宗近の設定について雑考(他メディア作品バレ有)

 他の人の感想で「この三日月の設定は舞台等からの逆輸入なのかどうか」みたいなのを見ました。今のところ舞台等から察せられる三日月の共通設定って「何か秘密や役割を持ってる」で「その秘密/役割が作品ごとに違う」って感じだと思うんですが。

●設定について考える

★メディアミックス作品ごとの三日月の設定
ステ→円環の結び目? ループ状態?(悲伝は観劇したけど理解できなかった……)
ミュ→「三日月宗近という機能」(詳細不明。今のところ開示されているのは「本来死ぬ人間を諸説に逃がすことがある」「そうして生き残った人間を『もののべ』という歴史を守る協力者にしている」「しゃべる猫になれる(あるいは動物等に言葉を託せる? 自分の姿が猫に見えるように幻覚を見せられる?)」)
映画→「隠された歴史」を知っている
アニメ→花丸活撃ともに特に明かされたものはない(と思う)

 ……今まで見たメディアミックス作品を思い出して書き出しました。結構種類が違う。あと映画以外はあんまりはっきりと「こういう設定」と言い切れない感じ?
 それでゲームの設定って結局なんだったのか、というと……。

★大侵寇イベントで明かされた三日月の設定
・「政府のクダ屋」を知ってる(知り合い?)
・自分のいるところを本丸と誤認させられる能力がある(こんのすけの台詞から確定)
・他の刀剣男士と合体攻撃ができる(演出から確定)
・本気出すと極カンストより強い(演出から確定)
・「幻覚を見せられる」か「異空間を作り出せる」(推測)
・「時間をループしている」か「未来を見ることが出来る」(推測)

 最後の「ループしている」がステと被るかなぁというところ。逆輸入なのかどうかという話になると、開発者インタビューとかで公開されない限りはわからない。でも「三日月の設定を作品ごとに変えている」のは「複数用意していた設定をそれぞれ他のメディアで出してみて一番評判のよかったものをゲームに反映した」という可能性も考えられるし、逆に「もとより三日月には複合的な設定(ループ、三日月宗近という機能、隠された歴史を知っている等)があり、舞台、映画等に出したのはその一部分である」なのかもしれない。
 でもどちらにせよ「これまでにゲーム側で特に描写がなかった」ので「設定があるならちゃんとゲームで見たい」って思います。ていうか今回のイベントについてはそもそもストーリーの出し方が雑だなと思ってるのでその辺も序盤から「三日月は何かやってるらしい」とか「始まりの一振りとの回想」とかあった方が今回のストーリーも「突然なんなんだろう」じゃなくて「なるほど」とか思えたのになぁと。
 
 まあ「ゲーム一通りクリアしてもなんかよくわかんなかったな」みたいなゲームは昔はままあったけど。『BAROQUE』とか。二十年以上前のゲームだけど今もSwitchやPSアーカイブスで発売中です(DL専用)。

●そもそも味方が歴史改竄していいのか問題

 上に「ループか未来視」と書きましたがループしてるなら「味方の(歴史改竄を止めるはずの)三日月が歴史を改竄していいのか」と思うから「未来視」の方が歴史改竄にはならない(可能性を見ているだけだから)と思ったので「未来視」と書きました。もとよりタイムパトロールものだしループかなぁとは思うんですが。でもループしているなら「三日月単独で時間遡行が出来てしかも政府がそれを把握できていない」ってことになるよなぁと思って……(なんで「政府が把握できていない」と思うのか、というと三日月の個人的な時間遡行は歴史改竄になるので把握できているなら止めると思うから)。……それか通常の時間遡行とは理屈の違う方法で時間を移動してる……? 精神だけが時間を遡っている、とか……「三日月自身が時間を移動している」わけではなく、あくまで「三日月本人の「意識」だけ時間を巻き戻すことができる」なら、それは通常の時間遡行(刀(物質)が移動する)とは別のものになるか。ある意味「未来視」だけど、実際に体験することでしかその未来を見ることが出来ない……とか。これ今思いつきで書いたんですが、「精神だけ時間が戻る」ならシミュレーションのようなものかな、それなら歴史改竄とは別かな、と納得できるかも……。