感想等雑記

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【ネタバレ】壽 乱舞音曲祭感想 1/16昼公演

 ソロ曲が変わってびっくりしてたら、友達に「公式から13日と16日はソロが違うお知らせあったよ」って教えてもらいました。マジで全然知らんかった……。でも知らなかったから「次誰かな?」とワクワク出来ました。


 小狐丸の『Versus』は乱舞祭2018の会場替わりぶり? 小狐丸の声も独特で好きです。歌詞は「ジキルとハイド」とか洋風だけど、ひとを化かして悪いことをする狐と祀られてひとにご利益をもたらす神様としての狐、という対比もあるのかなあと思ったり。そして小狐丸をそういう悪いあやかしにしてしまうのか、善なる神様としてよいものにするかは、刀を振るう(命令を出す)審神者次第……という歌でもあるのかも、と今回見て思いました。
 鶴丸は『キミと見上げたあの日の空に』ですね。二部曲には珍しい友情の歌。極の手紙をもらった今考えると、前の主のことだったりするのかな……。
 加州のソロは天狼傳の新曲でした。あの衣装で『No life~』聴きたかったな……(まだ言う)。でも、新曲のロングバージョン? をCDよりひと足早く聴けたのかな? 加州の曲、たいてい相手が一回死んでるけど今回どうなんだろう……と聴きながら考えてしまったり。最初の『解けない魔法』から『見つめてくれるなら』『kiss for~』と立て続けに「生まれ変わり」の曲なので、要は「一度死んだ相手へのラブソング」だよな……と思ってて……『言の花』も「君は空の向こう」とか死を表してるのでは……と疑っており……(加州単騎2018の曲とか明るい歌もありますが)。

 今回、かざぐるまの時の三日月の微笑みがすごく「人間を見守る神様」感があって、とても印象に残りました。 細められた青くて綺麗な目が、何もかも見渡していそうで、微笑みは慈悲深そうで。神様なんてものは当然目にしたことはないのですが「神様みたいな微笑みだ」と感じました。

 前回の見た時に『のら猫二匹』で加州が「なつきそうもない」のところで目を左右にキョロキョロさせてるのに気づいたんですが、今回のカメラだとあまり映っていなくて(たぶん動作は同じ)綺麗にカメラに映れば、本当に細かい演技をしてるんだなと改めて思いました。

 今回見てようやく二部の最初の挨拶が「加州・蜂須賀・陸奥守」であるのが「初期刀だからではないか」と思い、そう思い至ったらラストの「この物語(れきし)」のところでもこの三振りが映っているのにも気づいて、それぞれの本丸の「物語(れきし)」の始まりを見た刀だからだ……と。自分が気づかないだけで、そういう細かい意味や意図があるんだろうな……。