感想等雑記

感想とか日記とかを書きます。気まぐれ更新です。

刀ミュとの出会い

 『ミュージカル刀剣乱舞』との出会いについて。

 そもそもわたしは2017年の夏ごろに『刀剣乱舞-ONLINE-』を始めました。理由は二つ、友人たちにすすめられたことと、志方あきこが楽曲提供しているから。刀剣乱舞には志方あきこが楽曲提供し始めた時に興味を持ちましたが、「すぐに音楽が聴けるわけではなくて、イベントをこなしてBGMを入手する」と聞いて「面倒だからCD発売を待とうかなあ……」と思っていました。が、友人たちが口を揃えて「面白い」と言うのに背中を押されて始めることに。
 始める前は「時代劇だよね? 江戸時代? 戦うから戦国時代なのかな?」とか思っていたのですが実際には「未来からのタイムパトロール」でした。タイムパトロールという設定がとても好みで、すぐにはまってしまいました。

 そうしてゲームを楽しんでしばらくした頃、また友人たちと会う機会がありました。その時に、『ミュージカル刀剣乱舞』を初めて知りました。友人の一人に「加州が好きなら(※)楽しめると思う」と言われ、一緒にトライアル公演のDVDを見ました。(※初期刀に選んだのは加州清光でした。赤い目で可愛いな~というのと、名前がカシューナッツみたいでなんとなく気に入ったので)

 もう、最初の「刀剣乱舞!」の歌い出しを聴いた直後に「あ、これ絶対面白い」と思いました。歌声の出や揃いが粗い部分があるな、とも思ったのですが、でもその歌を聴いた直後に「これは面白い」と感じたのです。
 トライアル公演は、「トライアル」というだけあって粗削りでした。しかしとても魅力ある舞台と思いました。もとよりミュージカルや宝塚が好きなので二部構成も違和感なく楽しめました。

 わたしがとても気に入ったので、友人は「このDVDを貸そうか?」と言ってくれたのですが、断りました。「大丈夫、今から全部買うから!」と。
 その後、トライアル公演から真剣乱舞祭まで、当時発売されていたDVDやBDを全部買いました。わたしが「面白い! 楽しい! 何回も見てる!」と勢いよくはまっていたので、すすめた友人の方が引いているくらいでした(笑)。

 そうして刀ミュの世界に一気にはまったのですが、最初は実際の公演を見に行こう、とまでは思いませんでした。地方住まいであるし、チケットの取り方もよくわからない……映像で見られるからそれでいい、そんな風に思っていました。しかし、わたしに刀ミュを教えてくれた友人が「真剣乱舞祭2017のチケットが取れたけど、一緒に行かない?」と誘ってくれたのです。せっかくの機会なので行くことにしましたが、最初は不安もありました。これまで実際の観劇は劇団四季や演歌歌手主演の舞台(二部構成で後半はライブだけども年齢層が高いので誰も立たない)は見たことがあっても、こんな若者がたくさん集まるであろう舞台を見たことがなく「ライブって立たないといけないよね? 体力が持つかな……」などと思いました。友人に「演技の部分は座って見ると思う」「立つ人が多いけど立たなくても大丈夫」と説明されて(座ってていいのか……)とちょっと安心しつつ見に行きました。

 初めて現地で見た刀ミュは、とても素晴らしいものでした。映像では感じられない空気。周りの観客の楽しそうな雰囲気、歓声。遠く小さくても実際に目にすることの出来る刀剣男士たち。映像では一人をずっと見ていることは出来ないけど、実際の舞台ならばずっと推しを見ていられる(見えない時も多かったけど……)。「実際に見る」というのは、何にもかえがたい経験だ、と思いました。友人が誘ってくれなければ、出不精のわたしはなかなか腰が上がらなかったと思うのでとても感謝しています。

 そうして、次の公演は絶対自分でチケット取ろう! と思いました。抽選の壁にぶつかって、実際には一年後の『真剣乱舞祭2018』まで何も見られなかったのですが……(笑)。

 ちなみに、実際に観劇したことがあるのは、以下の作品です。

・真剣乱舞祭2018
・三百年の子守唄~2019~
加州清光単騎出陣ASIA TOUR
・葵咲本紀
・歌合乱舞狂乱2019

 パライソは、当選したのですが公演中止となってしまいました。今年の双騎出陣や天狼傳の公演も見たかったのですが、地方から都市部への移動に不安があり、配信を見ることにしました。「全日配信」をやるというのは、こういう事情を鑑みてのことと思うので、配信をめいっぱい楽しみたいです。